愛犬をダニから守る!
ダニは春から秋にかけて発生し、犬にとって厄介な存在となります。最近はダニ予防のメディカル商品が充実しているので安心ですが、油断はできません。

ダニの潜む場所はどんなところ?
ダニは草木の葉先などに潜んでいます。葉の裏側に身を隠していることが多いようで、簡単に見つけることは難しいと思います。草の生えているところにはダニがいる!と思っても良いと思います。それほどダニは場所を選ばずにどこにでも存在する生き物です。
ダニによる感染の症状と感染症
ダニは吸血動物です。動物の血液は充分すぎるほどの栄養分が含まれているので、ダニは血液を吸うことで成長し、子孫を残しています。従ってダニは寄生虫の一種でもあります。単に血を吸うだけなら良いのですが、ダニの唾液には痒みを引き起こす成分が含まれていて、ダニの吸血によって強い痒みが起こります。
またダニは病原菌を運ぶ媒介動物でもあります。犬がダニによって感染しても症状が判り難く、感染に気付かない場合もあります。しかし定期的な予防注射によって発症を未然に防ぐこともできますので、動物病院で相談してみてください。
☆ ダニによる症状と感染症
アレルギー性皮膚炎
貧血
ライム病
バベシア症
エールリヒア症
Q熱
日本紅斑熱
その他
どうやってダニは犬に感染する?
ダニの感染は屋外で起こります。草木の生い茂る藪などに犬が入ると、一度に多数のダニに感染する場合もあります。ダニは嗅覚が発達していて、犬などの動物が体から発生するガス成分を感知して移動する性質があります。葉っぱの先などに潜んでいるのは、犬などの動物に飛び移りやすい為です。また葉っぱが激しく揺れることで、犬などの動物の身体に移動します。
犬は頻繁に臭いを嗅ぐ動物なので、草木の中へ入る、または触れる部分は必ず顔になります。従って一番ダニの飛び移る確立の高い場所は犬の顔です。続いて広い背中です。そしてダニは毛の短い部分を好んで寄生するので、顔に集中します。特に耳やまぶたなどにダニが寄生する場合が多いです。おそらくダニにとって吸血しやすい場所なのだと思います。
* ダニの付着が目で判る!?
犬の背中などにダニが付着すると、ダニの存在が判る場合があります。飼い主さんが注意していないとダメですが、ダニは赤茶色をしているので犬の毛が白っぽい場合はすぐに判ると思います。
☆ダニが好むポメラニアンの部位、ベスト3!
1位・・・耳
2位・・・目
3位・・・口
今までの経験上のベスト3です。圧倒的に耳が多いです。
ダニは毛深い部位を嫌うようで、何故だか目に付く場所に寄生する性質があるようです。耳の先の方、まぶた、口元などの毛の量が少なく、そして毛の短い場所にダニが寄生します。
ダニの予防と対策
犬をダニから守る方法は市販薬の使用が一番効果的です。ダニ予防の市販薬には次の3タイプがありますので、それぞれの特徴や実際に使ってみた感想をお伝えします。
☆ ダニ予防、ダニ対策の市販薬
首輪
犬のダニ予防としては最も手軽なアイテムです。犬の大きさに合わせて長さのサイズが選べます。ダニ予防としての効果もそれなりにありますが、首輪から遠い尻尾付近にダニが寄生する場合があります。また犬の種類によっては長時間の着用によって、首の周りに毛玉ができる場合もあります。ダニ予防のコスト面では一番優れています。
スポット(点滴薬)
犬の皮膚に直接投与するダニ予防薬です。犬の皮膚は分泌物によって守られていますが、この分泌物に浸透して点滴薬が全身を覆う仕組みになっています。ポメラニアンなどの毛の長い犬の場合は、毛を掻き分けて皮膚へ直接投与しないといけません。また首輪と同じように、投与した部分から遠い場所でダニが寄生する場合もあります。犬の大きさに合わせてスポットの種類は大中小とありますが、小型犬への投与でも中型犬用を投与して良いと思います。
スプレー式
スポット(点滴薬)がそのままボトルに入っているようなダニ予防薬です。スポットのように薬の量を気にする心配はありません。背中や顔などを中心に犬の全身にスプレーを吹き付けることが可能です。また犬のハウスなどを日干しする際、ダニ予防のスプレーを吹き付けることもできるので、用途は色々あります。残念なことに最近はスプレー式ダニ予防薬の種類が減りました。また量が多いので高価です。
ダニの予防薬や対策薬の中には動物医薬品のものがあり、量販店では販売されていない場合もあります。かかりつけの動物病院でご相談ください。多少高価ですが、ダニ予防としての効用も比較的高いです。
* ダニ予防薬は正しく犬に投与することが大切です
色々販売されているダニ予防薬ですが、その使い方や犬への投与の仕方はパッケージに書いてあるので、それに従ってください。希にダニ予防薬の内、スポット(点滴薬)を犬の足先や裏に投与する、という飼い主さんがいるようですが、殆ど効果はありません。仮にダニが犬の脚に付着しても、脚は一番良く動く場所なので、ダニは自然と落ちてしまう場合が多いです。ダニは地面から付着するのではなく、上から降ってくるもの、と認識した方が良いと思います。
ダニの付着が心配な場合はブラッシング!
犬をお散歩などで外出した際、もしかしたらダニが付着したかもしれない!と疑わしい時があると思います。そんな時は、犬を室内に入れる前に、外で犬をブラッシングしてください。犬の毛にダニが付着しても、ダニはすぐに犬の皮膚へは移動できません。ポメラニアンなどの長い毛の場合は、ダニの移動に時間がかかります。お散歩帰りに全身をブラッシングすることで、ダニの寄生を予防することもできます。

* マダニは血を吸うと大きくなる!
犬に寄生するダニの多くがマダニです。赤茶色をした1~2mmほどのダニですが、血を吸うと体が10倍ほど大きくなります。一度吸血を始めたダニはなかなか皮膚から離れません。非常に厄介な寄生虫です。
ダニの付着を発見してしまった場合!
犬にダニが寄生しないようにダニ対策、ダニ予防をしたにも拘らずダニが寄生してしまう場合もあります。ダニの付着があった場合、ダニ予防のスポットやスプレーがお手元にあるなら、ダニの付着している周りへ投与してください。早いとすぐにダニが退散する場合があります。そして別の場所でダニが吸血しないように、全身へダニ予防薬を投与することが望ましいです。またブラッシングすることでダニを捕獲することも可能です。
ピンセットなどでダニを直接捕獲することも可能です。専用のピンセットも販売されています。しかしダニの寄生は非常に頑強なので、ダニの頭部が皮膚に残ってしまうことがあります。無理してダニを取らずにダニ予防薬の投与が安全だと思います。
上手にダニが犬の皮膚から取れた場合は「ブチィ!」という音が出るほど、ダニは強力に付着しています。この場合、ダニの付着していた場所からは微量の出血がありますので、心配なら消毒してください。

☆最新ポメラニアン映像は・・・


