「犬のコラム」について

毎日犬と共に生活していると、色々なことを犬から教わります。長い時間を犬と接していても新しい発見の連続で、生き物の奥深さと犬本来の魅力を再確認する毎日です。そんな犬との生活の中で気付いたことや感じたことをコラムとして書いています。

  • 「犬のコラム」はブログのようになっていますが、更新は不定期です。

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犬との会話は大切です


沢山、犬と会話をしましょう!犬に話しかければ話しかけるほど、犬は沢山の言葉を理解するようになります。

残念ながら日本語の「会話」は成立しませんが、心の通じ合い?は動物種の壁を越える、と思っています・・・。

おそらく、言葉がはっきりと通じないから、なおさら心が通じ合えるのだと思います。(勝手にそう思っています~)

特に小さい子犬の頃から沢山の言葉を話しかけてあげると、成犬になってから、感情の豊かな犬になる気がします。すなわち、心の通じ合いが多く感じられるのです。このあたりは子育てに似ているかもしれません・・・・

朝、犬が目覚めると「おはよ~今、起きたよ~」と犬が挨拶に来ます・・・。トイレでオシッコをした後も「私、ちゃんとトイレでしたよ~」と犬が報告に来ます・・・

そんな時は「ヨシヨシ」となでてあげて、必ず「いい子だった」とか「おはよ~」と声を出して犬を褒めてあげるのです。

犬は飼い主さんに褒めてもらうことが大好きなのです!褒めてもらうためには何をすれば良いのか、ちゃんと犬は理解しています。優しい声で話しかけることは犬にとって「褒められていること」と同じなのでしょう。

犬に話しかけると、犬はシッポを振って喜んで聞くと思います。ウチの犬は首をかしげて聞く時がありますが・・・。

甘えん坊で心の優しい犬は、例え寝ている時でも飼い主さんが犬に近づいただけで、シッポを振って反応することがあります。

シッポを振る行動は、緊張した時にも起こるので「何かされる!」と警戒しているのかもしれません。あるいは、飼い主さんに話しかけられて褒めて欲しいのでしょうか~。そんな時は「イイ子ね~」と言ってなでるだけでも良いと思います。それも充分な犬との会話だと思っています。

犬との会話は、犬との信頼関係につながると思います。飼い主さんの言うことを聞くかどうか、という犬の躾は飼い主さんとの信頼関係が最も重要な部分です。犬との信頼関係を築く第一歩として、犬との会話を楽しみたいものです。


犬の躾と感情


犬の躾(しつけ)において「犬を叱る」という大切な躾があります。

何か犬が悪いことをした時に、飼い主さんは犬を怒るのです!犬を我が家の一員として飼う以上、絶対に必要な躾のひとつです。

犬を叱る時に、飼い主さんは自然と「怖い声」になっているはずです!そしていつもよりも「大きな声」かもしれません・・・。犬はそんな飼い主さんの「声の質」に敏感なのだと思います。

何を言われているのか理解できなくても、大きな声で怒鳴ったり激しい口調の場合、犬は「自分は怒られている」ということを理解しているのです。

だから犬を叱る時は、長々とグチグチ怒るのではなく、短くスパッと怒って終わりにした方が、犬は素早く反応し、そして反省します。

さらに犬を叱る時の注意点があります。犬は飼い主さんの「言葉」を理解するので、犬を叱る時の言葉は「いつも同じ言葉」が良いのです。

「ダメ!」とか「コラ!」とか色々な叱り方がありますが、どれかに統一しないと犬は混乱してしまい、いくら叱っても言うことを聞かない犬になってしまいます。

家族が多くいる家庭では、家族全員が共通語で犬を叱る必要があります。人物によって叱る言葉が違っては意味がないのです・・・。賢い犬は「その人、特有の怒り方」を理解するようですが、それでも統一した方が良いと思います。

犬は全般的に賢いので、飼い主さんの行動を本当に良く見ています。犬は飼い主さんの言葉を色々と理解しているだけではなく、飼い主さんの感情も解かっているようです・・・。

飼い主さんがイライラして何かブツブツ独り言を口にすると「ご主人は怒っているな~?」と、犬はヒトの心を読み取ります・・・。そんな時犬は、「今、我がまま言ったら怒られるゼ・・・」と思うのか、大人しくイイ子にしていたり、尻尾を振って「自分には怒らないで~」と言わんばかりに、愛想をたっぷり振りまきながら、様子を伺いに来ます。なんて健気なのでしょう、犬は♪

こんな時は、つまらないことでイライラしてはいけないな~・・・と反省すること、しばしばです・・・


子犬にとって親とはどんな存在?


犬の種類に関係なく、新たな飼い主の家に来た子犬は不安が一杯で、精神的に「毎日疲れている」と思ったほうが良いでしょう。

そして子犬は甘えん坊なので、絶えず親を探し、親が見つからない場合は、親の代わりになる”もの”を求めます。

その子犬の親の代わりになるのが飼い主さんです。その後普通に子犬を育てて行けば、子犬の成長と共に、飼い主さんと犬との間には、絶大な信頼関係が築かれます。

ここで飼い主さんは、しっかりとした認識を持つことが大切だと思っています。それは、飼い主さんは「子犬の親ではない」ということです。

我が子のように愛情を注ぎ込み、大切に育てた子犬が成長したのですから、当然「我が子」として接している、扱っている、位置づけられている・・・と誰もが思いますが、子犬は「犬」なのです。人間ではありません。

人間の赤ちゃんは、非常に未発達の状態で生まれてくるので、その後の手厚い「保護」のもとで成長していきます。しかしこのことは、未発達がゆえに、ほったらかしにできる「ゆとりの時間」ができるのです。赤ちゃんが寝ている時がそうです。また目が覚めていたとしても、付きっきりで面倒を見る必要がありません。生まれたての赤ちゃんは動き回りませんから・・・

赤ちゃんが成長し、はいはいするようになると、そうは行かなくなります。ましてや、立って歩くようになると、もう目が離せません・・・

このように、現代社会の人間の親と赤ん坊の関係は、動物界では非常に淡白であり、体に密接している時間が極端に少ないのです。

犬など他の動物はどうでしょうか?生まれて間もない子犬と親犬が、ばらばらに行動をとることなど、自然界ではまずありません。子犬が寝ている時も、子犬がうろうろしている時も絶えず子犬の傍には親犬がいて、子犬を見守っているのです。

犬など他の動物は非常に完成度の高い状態で生まれてくるので、その後の「保護」など、一見必要なさそうですが、それは人間の勝手な思い込みだと思います。子犬は親の愛情をたっぷりと受け止めて、そして自然界のルールや生きる技、社会性などを親から学んでから、一人立ちします。

例外もありますが、人間以外の動物界、特に哺乳類などの高等動物においては、親の存在はこのようになっているのだと思います。従って、人間の飼い主が「子犬の親になる」ということは真剣に考えずに「親の代わりになること」と認識することが正しいと思います。