「犬のコラム」について

毎日犬と共に生活していると、色々なことを犬から教わります。長い時間を犬と接していても新しい発見の連続で、生き物の奥深さと犬本来の魅力を再確認する毎日です。そんな犬との生活の中で気付いたことや感じたことをコラムとして書いています。

  • 「犬のコラム」はブログのようになっていますが、更新は不定期です。

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犬が夜に甘える行動


夜になると犬が飼い主さんに甘えに来ることがあります。

飼い主さんに前脚を掛けて、甘えた表情で何かを訴えています。時には体をこすり付けたり、お腹を出して甘えます。このような犬の行動は特に甘えん坊の犬に見られるようです。

こんな時に飼い主さんは犬を無視してはいけません。犬の単なるわがまま、ではありません。どんなに忙しい時でも犬に優しく声をかけて、できればスキンシップしてあげてください。ただし犬を興奮させてはいけません。あくまでも優しく、静かに犬を撫でてください。

犬は眠くなって飼い主さんに「お休みなさい」を伝えに来ているのかもしれません。犬の年齢が大人であっても、犬は小さい子供と同じように甘えます。だから飼い主さんに「よしよし♪」と撫でて欲しいのです。

しばらく撫でているとそのまま犬は目を閉じて寝てしまうかもしれません。しかし飼い主さんにも都合があると思うので、ある程度犬とのスキンシップを済ませたら「お休み~」と声をかけて手を離し、顔を背けてみてください。犬は満足して自分の気に入った場所で寝ると思います。

甘えん坊な犬はこんな行動を2~3回繰り返すかもしれません。それも毎晩・・・。その都度、飼い主さんは可愛がってください。


犬に話しかけると首をかしげる行動


我が家の愛犬は誰かの話を聞く時、首をかしげるのです・・・とっても不思議な行動かもしれません~

左右に首を傾ける仕草はとても可愛く、「話を聞いてくれてる~」と飼い主を満足させてくれるのです。何故、話を聞くときに首をかしげるのでしょうか?

犬は肉食動物なので、野生では「獲物」を捕らえなければなりません。そんな狩りの際に威力を発揮するのが「臭覚」という優れた能力です。(「嗅覚(キュウカク)」も同じ意味です)

獲物を見つけるには最高の武器になりますが、臭覚には弱点があるのです。それは、獲物の「距離」が判らないのです。

匂いは近いほど「強い匂い」であり、遠いと「薄い匂い」と思われているようですが、これは人間の錯覚で、匂いと距離は関係ありません。

匂いの原因は匂い成分、すなわち「物質」なので、その物質の量で強弱が決まりますが、量が少ないから獲物が遠い、という訳ではないのです。人間の脳が勝手に「薄い匂いは遠い」と思い込んいるようです・・・

犬は距離の判断を「音」によって行っています。犬に限らず、多くの動物が耳から入る音を頼りに、獲物(エサ)の狩りを行っています。

左右に首を振ったりかしげたりすると、音の伝わり方が変化し、より正確な距離感が生まれる、と言われています。何故なら、音は距離に関係しているからです。音の成分は物質ではなく、物理的な空気の波動です。波動は距離に関係して「時間差」を生じるからです。

こうして犬は左右の耳からの音による時間差を理解して、獲物の距離を判断しているのです。

飼い主さんの話と、獲物の狩りと、何の関係が??それは音を聞くという本能的な行動の延長かもしれません。そして飼い主さんの言葉に集中している証拠です!犬が話をしっかり聞くことは良いことなので、いっぱいお話をしたいものです!


犬は飼い主の言葉を理解する


「我が家の犬は何でも言葉が解かるのかな~」
犬の飼い主さんなら一度は考えたことがあるかもしれません。本当に犬は人間の言葉を理解しているのでしょうか?

犬を飼ったことのない人は、おそらく信じられないことだと思いますが、犬は飼い主さんの言葉を、本当に良く理解しています!だからヘタなことを口に出すと、犬が反応します・・・。

勿論、全ての言葉を理解している訳ではありませんが、犬にとって「都合の良い言葉」と、反対に「都合の悪い言葉」を特に理解しているようです。どうでも良い言葉は、たぶん聞き流しているのでしょうか~

例えば犬にとって都合が良く、大好きな言葉の一つに「食べる」という言葉があります。犬にとって「食べる」という行動は、本能的に大切な行動のひとつなので、一番簡単に、そして良く反応する言葉が「食べること」に関する言葉なのだと思います。

パブロフの条件反射によって「食べる」という言葉を聞いた犬は、「唾液」を出しているかもしれません・・・?

飼い主さんは知らず知らず、エサを与える時に、またはおやつをあげる時に「食べる」というセリフを口にしているのだと思います。我が家の場合は完全に「食べる」に反応しています・・・。

犬にとって「食べる」という単語は、イコール「エサ」「おやつ」に相当する言葉なのでしょう。

その家庭によってエサやおやつを与える時に、無意識に発している言葉が異なると思います。全くの無言で食事を与えることの方がむしろ珍しいのではないでしょうか~

犬の食事の時間に関係なく「食べる」とか「食事」とか「エサ」などと、色々な言葉を犬に話かけてみてください。そして飼い主さんの発した何かのキーワードに犬が反応するはずです・・・・・。

こうやって飼い主さんの口癖?が見つかるハズです・・・。


犬との会話は大切です


沢山、犬と会話をしましょう!犬に話しかければ話しかけるほど、犬は沢山の言葉を理解するようになります。

残念ながら日本語の「会話」は成立しませんが、心の通じ合い?は動物種の壁を越える、と思っています・・・。

おそらく、言葉がはっきりと通じないから、なおさら心が通じ合えるのだと思います。(勝手にそう思っています~)

特に小さい子犬の頃から沢山の言葉を話しかけてあげると、成犬になってから、感情の豊かな犬になる気がします。すなわち、心の通じ合いが多く感じられるのです。このあたりは子育てに似ているかもしれません・・・・

朝、犬が目覚めると「おはよ~今、起きたよ~」と犬が挨拶に来ます・・・。トイレでオシッコをした後も「私、ちゃんとトイレでしたよ~」と犬が報告に来ます・・・

そんな時は「ヨシヨシ」となでてあげて、必ず「いい子だった」とか「おはよ~」と声を出して犬を褒めてあげるのです。

犬は飼い主さんに褒めてもらうことが大好きなのです!褒めてもらうためには何をすれば良いのか、ちゃんと犬は理解しています。優しい声で話しかけることは犬にとって「褒められていること」と同じなのでしょう。

犬に話しかけると、犬はシッポを振って喜んで聞くと思います。ウチの犬は首をかしげて聞く時がありますが・・・。

甘えん坊で心の優しい犬は、例え寝ている時でも飼い主さんが犬に近づいただけで、シッポを振って反応することがあります。

シッポを振る行動は、緊張した時にも起こるので「何かされる!」と警戒しているのかもしれません。あるいは、飼い主さんに話しかけられて褒めて欲しいのでしょうか~。そんな時は「イイ子ね~」と言ってなでるだけでも良いと思います。それも充分な犬との会話だと思っています。

犬との会話は、犬との信頼関係につながると思います。飼い主さんの言うことを聞くかどうか、という犬の躾は飼い主さんとの信頼関係が最も重要な部分です。犬との信頼関係を築く第一歩として、犬との会話を楽しみたいものです。