「犬のコラム」について

毎日犬と共に生活していると、色々なことを犬から教わります。長い時間を犬と接していても新しい発見の連続で、生き物の奥深さと犬本来の魅力を再確認する毎日です。そんな犬との生活の中で気付いたことや感じたことをコラムとして書いています。

  • 「犬のコラム」はブログのようになっていますが、更新は不定期です。

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犬を抱っこすることとは・・・その3


動物病院内での事故が頻繁に起こっていることも犬の飼い主として知っておかなければいけないことです。事故には様々なケースがありますが、特に問題なのが、犬の噛みつき事故です。

ドクターやそれをサポートするスタッフが犬に噛まれてしまうのです。それまでヒトに噛み付いたことが一度も無かった犬が、突然噛みついた!というケースが結構多いのです。

何故このような事故が起こるのでしょうか?もちろん犬の性格や気質も関係しますが、それだけでは突然噛みついたりしません・・・。ちょっと考えて見ましょう~

子犬の時から抱っこして、スキンシップすることは非常に大切で重要です。せっかく抱っこしたのであれば、ついでに子犬の色んな所を触ってしまいましょう!手足はもちろん、シッポや耳、顔、鼻などなど・・・。子犬であれば、それほどイヤがらないと思います。

多少イヤがっても、優しく声をかけながら触ってください。時間をかけずにササ~っと全身を満遍なく触りることが大切です。子犬が嫌がっているにもかかわらず、しつこく長い時間触りまくっていると、「イヤなことをされる・・・」と子犬に認識され抱っこ自体をイヤがるようになりますので、注意が必要です。

子犬を抱っこして全身を触ることは、身体の異常を見つける、子犬の体の異変を早く見つける、という病気や怪我の予防にもつながります。

犬を飼う上で、どうしても避けて通れない場所があります。それは「動物病院」です~。動物病院では犬にとってイヤであっても、体を触られます・・・。そして狂犬病などの注射も打たれます・・・。

そんな時、触られることに慣れた犬は、大人しくドクターの診察を受けることができるのです。そもそもどんな犬でも、動物病院ではシッポを丸めて大人しくなるようですが~・・・。この場合は「観念」したのでしょう。

しかし、これでは犬にとって異常なストレスを与えることになります。できるだけ犬がリラックスして診察できるようにするためにも普段からスキンシップを心がけて、犬の体のどんな所を触られても大丈夫!という具合にしたいものです。


犬を抱っこすることとは・・・その2


子犬が家族の仲間入りをしてから、飼い主さんが意識的に行う大切な行動の一つに、子犬を「抱っこ」することがあげられます。もちろん、抱っこだけではなく「スキンシップ」を沢山して欲しいです。

子犬の種類や性格や気質の違いによって、子犬の様子に違いはありますが、子犬は全て「甘えん坊」です~。自ら抱っこをせがむ子犬もいますし、まったく抱っこを要求しない子犬もいると思います。

犬が抱っこされる行動は、犬の世界では有り得ないことなので、人間社会を経験することによって身に付く行動だと思います。従って、子犬が新しい飼い主さんに抱っこを要求する場合は、生まれてから何度もブリーダー等に抱っこされた経験があるのだ思います。

子犬にとって抱っこされることが「居心地の良いこと」と認識されたのでしょう~。だから抱っこされると子犬は「安心する」のだと思います。

ブリーダーさんなどが子犬をいつも抱っこしていたかどうかは特にここでは問題にしませんが、その後の飼い主さんは積極的に抱っこをして欲しいです。

たとえ「大型犬」であっても、大変ですが抱っこをしてあげてください。抱っこされるという行動が、最高に幸せな「スキンシップ」ということを覚えさせることが大切だと思います。そして、やたらと抱っこするのではなく、「必要に応じて」抱っこすることが望ましいのです。

例えば食後すぐに抱っこすると、子犬は吐きやすいので、食後の抱っこは避けた方が良いでしょう。寝ている子犬を起こしてまで、抱っこする必要もありません。抱っこする「タイミング」が大切です。

ではそのタイミングをどのように見極めるか?
すごく簡単なことなのです・・・。子犬と飼い主さんの遊び方のひとつに「○○ちゃん、おいで~」などと、子犬の名前を呼んで遊ぶ場合があると思います。そんな時に子犬が興味を持って、飼い主さんのところに来たら、ササッーと抱っこして、うんと褒めてあげれば良いのです。
そしてすぐに開放し、また遊ぶ~。この繰り返しで良いのです。

そうすると、子犬は抱っこされることが「心地よい事」そして「褒められる事」と認識するようになります。


犬を抱っこすることとは・・・その1


大型犬は成犬になると、抱っこが難しいです・・・。ピレネーやセントバーナードなどの超大型犬なんか抱っこしたくても、女性ではちょっとキビシーです~(反対に、抱っこされたくなります・・・)

そんな大型犬は抱っこするような状況が「起こりにくい」から、特に抱っこができなくても問題はないのです。しかし小型犬などは、抱っこしないといけない状況が、多々あるのです。

飼い主さんが小型犬を抱っこすることは、非常に重要で意味があります。子犬が成長し、成犬になってから抱っこを躾けることは実は大変なことなのです。

小型犬だから簡単に抱え込むことはできますが、何故抱っこされるのか?抱っこされるとどうなるのか?などなど~犬にとって理解できないことが沢山出てきてしまい、かえって「不安」を与えることにもなります。

無理をして抱っこしたら、落っこちて骨折した~・・・という事故も沢山起こっています。また興奮して爪をたてられて、飼い主さんがケガをした~などなど。

しかし、根気良く取り組みむことで自然と抱っこを理解するようになるので、諦める必要はありません。では小型犬にとって、抱っこが必要な状況とは?

まず「危険回避」です。家の中ではないかも知れませんが、散歩などの外出先では、何が起こるか解からないので、犬を守るためにも抱っこするような場面があります。

もちろん抱っこしなくても済むこともありますが、何かと小型犬は立場が弱いので、抱っこしたほうが落ち着き、安心します。決して「過保護だから」という、かたくななポリシーを貫く必要はありません・・・

過保護すぎる抱っこは良くありませんので、状況に応じて抱っこすることが望ましいです。そして抱っこの必要な状況は「移動」です。我が家にも小型犬がいますが、絶対に階段は登らせません。落ちてケガをするからです~

階段の上り下りに関しては、飼い主さんそれぞれの方針があると思うので、特にこだわりません。
我が家では、犬を2階に連れて行くときは、抱っこです。すなわち、抱っこされないと、2階に連れて行ってもらえません・・・。

だから我が家の犬は、2階に行きたい時は素直に抱っこされます。2階に行く気が無い時は、抱っこされません・・・(気まぐれだと思いますが・・・)

車の乗り降りも抱っこです。その他色々な状況で抱っこしないとダメな場面が出てきます。小型犬にとって、抱っこはただ単に「抱っこ」ではなく、次の状況に進むための「躾け」のひとつだと思っています。