「犬のコラム」について

毎日犬と共に生活していると、色々なことを犬から教わります。長い時間を犬と接していても新しい発見の連続で、生き物の奥深さと犬本来の魅力を再確認する毎日です。そんな犬との生活の中で気付いたことや感じたことをコラムとして書いています。

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犬のトリミング、愛犬をシャンプー<ドライヤーの恐怖>


昔どこかで行ったアンケート調査では、約4割の犬がシャンプーが嫌い、という結果がありました。今回は犬のトリミング、犬がシャンプーを嫌うことについてお話したいと思います。

犬がシャンプーを嫌う理由は色々ありますが、考えられている理由は以下のようなことです。

・水に慣れていない
・濡れると体が重くなる
・シャンプー後のドライヤーが怖い
・その他

ドライヤーを怖がる理由は見当が付くと思いますが、犬は大きな音への恐怖心があります。また、熱風が勢いよく出てくることも犬にとっては怖いことです。

シャンプーされると、その後に怖いドライヤーがある・・・と犬は思うので、シャンプーそのものを嫌います。車に乗ると、動物病院へ連れて行かれるから車が嫌い・・・という場合と同じです。

子犬の時からドライヤーにある程度慣れさせることが必要です。しかし、全ての犬がシャンプーの後のドライヤーに慣れるわけではありません・・・。

春から秋にかけて比較的暖かい日には、日中シャンプーを行えば、その後は自然乾燥でも犬は大丈夫です。専門書などでは犬が風邪をひくからしっかりとドライヤーで乾かすこと、とアドバイスされているものもあります。

また飼い主さんの判断で、その通りに実行されている方もいるかもしれませんが、短毛の犬などは天気の良い日は自然乾燥で充分です。

しかし、ちょっと過保護だと思います。シャンプーの後にしっかりと乾かさないことが原因で犬が風邪をひくようでは、余りにも抵抗力が低く、健康で丈夫な犬とは言えません。もちろん、その犬の先天的な体質や持病など個体差もあるので一概には言えません。必ず獣医さんと相談することが必要です。

飼い主さんの勝手な判断で嫌がる犬を強引に押さえつけ、長時間ドライヤーで乾かすことだけは避けたいことです。

何故なら、犬にとって過大なストレスになるからです。これは犬を甘やかすこととは意味が異なります。


犬のトリミング、愛犬をシャンプー<雨のお散歩>


犬をシャンプーさせるのが大変な場合、犬が水に慣れていないことも原因のひとつです。犬は水に慣れていないと、体が濡れることを嫌うようになります。

日本で飼われている犬の多くが愛玩犬として飼われています。その多くが室内犬として飼われています。家族の一員として手厚く守られ、大切に可愛がられています。非常に良いことなのですが、なかなか水には慣れません。

子犬の時から定期的にシャンプーをさせている場合は、水を怖がらずに、慣れる場合が多いと思います。しかし、犬を水に慣れさせることが日常的に必要なことかどうかは、飼い主さんの判断なので何とも言えません・・・

室内犬が何故、水に慣れないのでしょうか。

それは「雨」で濡れることがほとんどないからです。雨が降るとお散歩をしない・・・という飼い主さんは多いのではないでしょうか。

大型犬の場合、雨も雪も関係なし!という場合が多いので、自然と水にも慣れるのだと思います。従って、シャンプーされても大人しくしているのです。

雨の日のお散歩用として犬用のカッパも販売されていますが、日本での売り上げは、海外と比較すると非常に少ないそうです。
これは、いかに雨の日にお散歩をさせていないか、ということを物語っています。

但し、海外の生活スタイルは室内でも土足のまま・・・という日本と異なる文化が多いので、単純に比較することはできません。日本のように、犬が雨で濡れた場合の面倒さが海外ではそれほどないのかもしれません。

しかし海外では、犬の生活スタイルとして毎日のお散歩は必要なことで雨などの天候は関係ない、という考え方が存在することも事実です。
様々な文化の違いによって、犬に対する考え方も異なります。従って日本の犬は、全般的に水に慣れていないのかもしれません。


オス犬の去勢と病気の関係


オス犬に去勢を薦める理由としてよく言われることが、オス犬の病気の予防になる、というものがあります。

どうしてオス犬に去勢をすると病気の予防につながるのでしょうか。去勢によって予防できるオス犬の病気には会陰ヘルニアや前立腺肥大、精巣癌などがあります。

去勢はオス犬の睾丸を摘出する手術のことですが、睾丸がなくなることで、精子の製造がなくなります。去勢をしてもオス犬に発情が無くならないことは以前にお話しました。

たとえ去勢したオス犬1匹飼いであっても、メス犬の発情した臭いは、1~2kmも届いてしまいます。風に乗ると、さらに遠くのオス犬まで
感知できるほど、メス犬の発情臭は強力です。オス犬はその臭いを感知すると発情します。そして、性欲によるストレスの発散をします。

しかし、性行為の相手がいないと、かえってストレスの溜まる結果となるのです・・・

また、ストレス発散の方法・手段はその犬によって様々で、飼い主さんによっても色々と工夫されているかもしれません。よく、ヒトの足で腰を振る犬などいます・・・。こんなストレスの溜まる状態が長く続くと、生殖器に負担がかかり、関係した様々な場所が病気になるのです。

睾丸は性に関係した性ホルモンを分泌する場所でもあります。ホルモンの働きは非常に複雑かつ強力で、意識によってコントロールすることはできません。特に性ホルモンは、性欲が満たされないと、さらに強く働くものと言われています。

それほど、子孫繁栄に関係した機能として、最重要と位置づけられた働きのひとつなのです。

毎日の運動はもちろんのこと、性行為と同じようなストレス発散をオス犬にさせるのであれば、上記のような病気の予防になるかもしれません。具体的には、メス犬に対してではないにしてもオス犬に射精をさせることです・・・

いずれにしてもオス犬に去勢を施すことは飼い主さんの判断ではなく、子犬をつくらない場合飼い主さんの義務のひとつです。


愛犬の年齢に応じた栄養価のエサ


愛犬の成長に対応したエサの与え方が一般的になっています。

飼い主さんの中には結構適当にエサを与えている方もいるかもしれませんが、比較的真面目にドッグフードのパッケージなどに目を向けて、愛犬のことを考えてエサを与えている方が多いそうです。

生まれてからしばらくの間は子犬は母犬の母乳で成長します。その後、子犬の時期は柔らかい栄養価の高い離乳食を食べます。そして成犬になると市販のドッグフードなどのエサをそのまま与えることができます。

犬の年齢に応じて適した栄養価のエサを与えることが一番良いとされています。ところが、犬に与えるエサの量はその犬の体重も関係しているので、ちょっとばかり面倒です。

市販されているドッグフードなどのパッケージには栄養価が必ず明記されています。また体重とエサの量を示した「対照表」が記載されてる場合もあります。しかし【3kg~5kgまでは100g・・・】などと非常にアバウトです。小型犬の3kgと5kgとでは体型が全く異なり、正しいエサの量を知ることはできません。

また犬は種類によって体型が異なるのでその犬種に適した体重を知ることも必要です。そして、その体重に見合ったエサの量を計算して割り出し、栄養価と照らし合わせます・・・。

栄養価を気にしすぎると、このように結構面倒なことになります。キッチン秤も必要ですし、計量スプーンもあると便利です。しかし一度試してしまえばその後は楽にエサを与えられるので、試してみる価値はあります。


犬のコートチェンジ


ご近所に外で大人しく飼われている柴犬がいます。毎日、小屋の前でじーっとお座りしています~。大きな杉の木が日陰をつくり、犬小屋の周りにはあまり日が当たっていません・・・。

そこには最近降った雪が、まだ沢山残っています。柴犬は、そんな解けない雪の上でちょこんとお座りしているのです。お尻は冷たくないのでしょうか?よく見ると、その柴犬は非常にフサフサしています。普通の柴犬とは全く違う容姿です・・・。正に、冬毛状態全快の柴犬ちゃん、すごく可愛いです。

室内で贅沢に?飼われている犬たちは季節感がない・・・と言われています。寒い冬は暖房にあたり、犬の毛が、ストーブで焦げることも?そして夏は、エアコンの効いた涼しい部屋で犬も快適に過ごしていることが多いです。

犬には夏毛と冬毛、2種類ありそれぞれ交互に生え変わります。個人的には冬毛の方がフサフサしてどの犬も可愛くなるので好きです。

1年を通じて、犬が感じる温度変化が少ないと犬の毛の生え変わるタイミングがおかしくなることがあります。今の寒い時期に、犬が暖房に当たりすぎると、犬は夏毛を生やす準備に入ってしまいます・・・。冬毛では暑すぎるのです~。

真冬でもできるだけ犬をお散歩させ、外の冷たい空気に犬を触れさせていると、そのようなことはありません。もちろん人間にとってもお散歩は健康に良いので、寒さに負けず、お散歩しましょう。